「子どもたちがこの町で育った思い出が残るように」地域のインフラとなる町内会HPの構築


〜梅ヶ岡町内会様〜

◆町内会の情報を共有できるホームページを低予算で制作

 

梅ヶ丘町内会は、平成5年に設立した住宅224戸の町内会。

新規分譲された時期から年月が経ち、住宅が次世代に引き継がれたり、住人の状況もさまざまに変化していた。

そのような中、「町内会は本当に必要か?」「もっと効率よく町内会を運営できないか」などの議論をふまえ、「デジタル化へのチャレンジ」の第一歩がこのホームページ。

予算が限られるため、できるだけ費用をかけず・専門知識がなくても更新できるホームページを制作したいとITCさっぽろに相談があった。ITCさっぽろでは、ツールの選定やホームページの構成についてのアドバイス、マニュアルの作成を支援した。

  

◆ホームページが地域のインフラとして浸透

 

運用後、ホームページは住民にとても好評で、雨天時のイベント開催の有無や配布された資源回収日や住民がボランティアで実施している公園内階段の除雪当番表など手持ちが無くなってしまってもホームページで確認できるど、地域の情報を知ることができるインフラとして浸透している。

町内会ニュースやイベント情報、除雪情報などの最新情報のほかに、町の成り立ちなど昔のことも掲載し、町外の方や新しく転入した住民に理解を深めてもらうことに役立っている。

 

◆次の世代へ向けて

  

町内会長の「子どもたちにとっては、ここがふるさと。大人になった時に、この町で育った思い出を振り返って見ることができるように」との思いで、お祭りや地域のイベントの写真を載せている。写真掲載を好意的にとらえる住民が多く、町内の今だけでなく、町の過去から未来へもつなぐツールとして信頼・期待されている。

 

梅ヶ岡町内会 会長 山田 善眞様